不思議な形のコレが点々と、美術館までの小径に。
実はこれ、かざぐるま。
風の吹く方へ向き風が吹くと回る。
空気の流れを可視化することをデザインしたのだそうです。

さて、ここは八ヶ岳美術館。
建築好きな方には村野藤吾の設計ということでよく知られている建物です。
1979年築、ドームが連なる特異な形状の空間も魅力です。

サテ。
この度の企画展は…なんと体験型。
さわってOK、いじってOK、作ってOK、もちろん撮影OK！
とゆー、楽しそうな企画展。
わくわくを胸に秘めきれずに、美術館へ。

この企画展の作品は高橋綾（たかはし・りょう）さんによるもの。
動くおもちゃ（キネティック・トイ）やパズルなどの制作をされています。
今回は空気が澄んで美しく星がみられる原村にちなんで、宇宙をテーマにした作品が展示されています。

…おっと。
館の奥の方からさっそく子供たちの歓声がしますよー。

組み合わせていろんな形になったり…

こちらは紙製のブロック。
斜めにカットされているので、積み方には少々コツが。
ここにあるブロックを組み合わせると、どのカタカナも作ることができます。

こんな風にアーティスティックにも。
（ついついもくもくと汗だくになって積んでしまいました…これ結構楽しい。）

「コスモスキ」は中に入って楽しむことができます。

無限に広がる空間を思わせる作品です。
（ちいさなお友達のみなさん、大喜び！）

カラフルなビー玉をたくさんたくさん使った作品もいくつか。
光を通すことで、不思議な光と影の空間。
積むことでまた違った陰影もできたりします。

と、お子さんも、そしてじつはオトナも結構楽しい企画展。

そして並行して井戸尻考古館（富士見町）、北杜市考古資料館（山梨県北杜市）と合同で土器の企画展もやっております。
一・二・三・四　縄文ライフ

3館回ってスタンプを集めると、なんとプレゼントがもらえます。

原村自然文化園の近くです。
高原散策がてら、夏休みはどうぞこちらにも足をお運びくださいませ。

八ヶ岳美術館（原村歴史民俗資料館）
・入館料　大人510円　小中学生250円
※諏訪6市町村
・開館時間　午前9時～午後5時（入館受付は午後4時30分まで）
・休館日　年末年始、展示替えによる臨時休館あり
諏訪郡原村17217-1611
TEL／FAX　0266-74-2701

（ふり）