すわっこ (諏訪市ほか)

2018.09.22 / 地域を知る / 編集部さん

諏訪地域のところどころで栽培されるリンゴ。
下諏訪の赤砂地区周辺、茅野市上原地区や金沢地区、諏訪市内では四賀地区や高島地区などで栽培されています。
リンゴ畑の多くはだいぶ減って住宅地に転換されて、畑そのものは上伊那郡箕輪町に持っている農家さんが増えてきました。
が、まだまだリンゴ畑はあちこちに見られています。

諏訪市内の農園の店舗を訪問したのは…むふふ。
これがお目当て。

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いやあ、まだありました。
よかった、よかった。

収穫期がとても9月中~下旬と短く、栽培量がまだ少なめ。
うっかりすると買いそびれて「また来年~(;_;)」となってしまうのです。

さてさて、さっそくいただきましょう。

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真っ赤な果皮も特徴的ですが、なんと驚くのは蜜が果実の外側に多く集まること。
多くのリンゴは種の周りに多いのですが、「すわっこ」はまずここに驚きます。

しっかりした皮とみしっとつまったシャキシャキの果肉。
酸味の程よさと甘みも魅力です。

この「すわっこ」、実は下諏訪の生まれです。
「世界一」という大きな実をつける品種の自然交配品種として誕生。
9月のリンゴが品薄な時期に収穫できるとして、すこしづつ広まり始めました。

お買い物に行ったリンゴ農家さんの話によると、もうじき終売になりそう、と。
見かけたら、ぜひ!
この諏訪生まれのリンゴをお試しくださいね。
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(ふり)

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