寝神社 (茅野市玉川子の神)

2016.02.22 / 地域を知る / 編集部さん

「ねじんじゃ」
または 「ねのかみしゃ」とか「ねじんぐう」とか呼ばれています。
玉川小学校の南、こんもりと小さな社叢が目印です。

諏訪大社上社の御柱の曳行ルート、通称「御柱街道」沿いにあり、山出し一日目に原村の「綱置場(つなおきば)」をスタートした御柱は、ここで一泊するというのが習わしでした。

今は省略され、 長峰区に入る手前で清祓式をしていくのみになりました。

では、御柱街道沿いから、ちょこっとお邪魔します。

鳥居につけられた額額には「寝神社」と。
鳥居の手前は児童公園になっていて、レトロなパンダがいました。

鳥居をくぐると、そこは川。
橋を渡って本殿に向かいます。

奇妙に思うのはこの参道と社殿の位置関係。
参道をまっすぐ突き当たったところに社殿が位置するのではなくて、橋を渡ったら左90度の位置に社殿なのです。
つまり、参拝者は西を向いて拝むのです。
この奇妙さは何を表しているのか、気になるところ。

割と新しそうだけどこちらの表記は「寝神宮」

もちろん御柱があって、一の柱はとても気合の入った大きい柱でした。

上社山出しの際には、寝神社にもご参拝くださいませ。(か)

この記事につけられたタグ

|