佛法紹隆寺のイチョウ(諏訪市)

2015.10.19 / 食・遊・観・店 / 編集部さん

国道20号線を通っていると、おや。
永明寺山から西に続く山の際に黄色く目立つ大きな樹。

LCVのビルからひとつ茅野市よりの角を、旧道のほうへ入って、ちょっと細い道路をあがっていくと
「佛法紹隆寺(ぶっぽうしょうりゅうじ)」、通称「仏法寺」にたどり着きます。

わあ!おおきい!
見事だねえ。

山門をくぐるとすぐある大きなイチョウの樹は2本。
一本はギンナンがたわわに実って(ちょっと臭うけど)るから雌木。
もう一本は雄木で、こちらは市内最大のイチョウの木とされ、諏訪市の天然記念物。
この雄イチョウは推定樹齢220年くらい。
幹は目通り(いわゆる胸高直径ね)4メートル超。
諏訪大社本宮の近くにある大祝邸のイチョウの木と夫婦だと言われています。(すぐ西に雌木があるのに…なんで?)

黄葉になると光り輝くようでとても美しく、夜間のライトアップもしています。
今年のライトアップは10月17日(土)からイチョウの葉が散り終えるころの11月中旬の予定。
どなたでも見学ができます。

ちなみに、昨年のライトアップの様子。

仏法寺さんの公式サイトはこちら←クリック
11月7日(土)には二胡のコンサートもあります。

ところで、昼間もなかなかの紅葉の名所。
しっとりとした庭園の風情もなかなかのものです。


こちらは普賢堂。
延宝元(1673)年に高野山江戸番所として建立され、明治時代には伊藤博文が施主となって大改修された経過を持つお堂です。
昭和53(1978)年に現在の場所に移築されてきました。
諏訪帯明神の本地仏としてかつての諏訪大社上社神宮寺の普賢堂に納められていた普賢菩薩とその脇仏御樹菩薩がご安置されています。
諏訪大社との縁も深いところから、この普賢堂は諏訪大社上社本宮の方向に向いて建てられているそう。


池の水に映るカエデの色を楽しむのもいいですね。

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