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高遠ブックフェスティバル (伊那市高遠町)
茅野市から自動車で30分。
杖突峠を越えた向こうの町で9月19日(土)~23日(水・祝)まで本のイベントを開催中です。
最初はまちの図書館職員が中心となったイベントも、
回を重ねてまちの恒例イベントとして定着してきた感じがあります。
お天気も良くて、掘り出し物でも探しに、ドライブがてらお出かけ!
(新そばにもありつけるかも!)
高遠町は今は伊那市と合併しています。
高遠藩の城があった城下町で、町の中のここかしこに面影を残します。
古くから、諏訪とは縁が深く、諏訪社への奉仕をいくつも担っていたこともある土地です。
中心市街地には日本酒「仙醸」の蔵元もあります。
まちの北側の斜面から水を得て、酒を醸しています。
さて、肝心の本。
高遠図書館をはじめ、商店街のあちこちに本が仕掛けられています。
旧「ほていや」会場には手書きの案内地図。
ウェルカムな感じがすごく伝わるいい地図!
ステキ!
街なかのあちこちには「本棚」。
もしも気に入った本があったら、備え付けのカンに100円入れて、一冊持ち帰ることができます。
メイン会場のひとつ「いてふや」(いちょうや、って読むのかしら)
6つの古書店さんが持ち込んだ本がぎっしりです。
オリジナルのイベントグッズもおしゃれで、
高遠町にうまれた書家、中村不折をモチーフに、
オリジナルのブレンドコーヒーとか
彼がデザインを手がけた夏目漱石の「吾輩は猫である」から猫のマークを取った「ねこまん」
おみやげに、いかが?
<参考リンク> 高遠ブックフェスティバル (FACEBOOKページ)
これから、秋の夜長は読書!というかた。
来月は岡谷市で本のイベントがありますよー
くりっく!↓クリック!
岡谷まちあるき古本市
おまけ。
新そばにもありつきました。
名物は「高遠そば」
かつての藩主、保科氏が高遠藩から会津藩へ国替えになった時に
高遠で食べていたそばのレシピも持って会津へ行きました。
会津でもその食べ方を広め、会津藩でも「高遠そば」として現代までずっと伝わっていました。
近年、高遠の人が 会津に出かけたとき、そば屋に「高遠そば」といメニューを見てびっくり。
現在では高遠町の名物として看板的存在となりました。
食べ方は個性的です。
店によっても違いがありますが、そばにだしと醤油のつゆをつけて食べるのではなく
辛味大根をおろして、その搾り汁に焼き味噌を溶いて、つけてたべるのです。
高遠を訪問したときにはぜひ、お試しくださいね。(か)