抜けるような青空の下、目の前に広がる蕎麦畑。

秋も盛りが過ぎ、色づいた木々を揺らす澄んだ風が心地よい。

 

 

ここは、茅野市湖東にある「おのこのそば家」

 

 

場所は湯みち街道をひたすら登って、須栗平あたりで左折してすぐにあるのですが

街中ではなく、人里離れた蕎麦畑の中に立地している隠れ家的穴場感も

蕎麦通には興味をそそられるもの。

 

 

 

店内入口でまず目にするのがこの看板。

 

まるで温泉の効能のように書かれています。（笑）

 

有機農法でつくられた自家栽培そば粉

石臼挽きで自家製粉。そして手打ち。

 

 

自分で育てて、製粉して、打って、100％自家生産。

蕎麦にかける思いを感じます。

 

 

この日も、「美味しいと聞いてわざわざ立ち寄った」という

県外からのお客様がいらっしゃっていました。

 

メニューはシンプルに3種類。

 

 

蕎麦のみ。でございます。

 

早速、注文いたしましょう。

 

 

写真手前が「大盛りそば」奥が「盛りそば」

 

 

 

暖かい「かけそば」もあります。

 

二八独特の弾力と喉越し、しっかり出汁の効いたつゆで

スルスルと美味しく頂きました。

 

 

秋は新蕎麦の季節。

一年のなかでも最も蕎麦が美味しい季節です。

 

ちなみに、このお店では季節によって色々なお蕎麦を提供しています。

 

12月上旬の1週間は「横谷の赤蕎麦」（モッチリ感は一食の価値あり）

12月上旬〜2月は「初冬の寒冷熟成おのこそば」（栄養満点胚芽の味）

1月〜3月は「厳冬のお凍み（おしみ）そば」（故郷伝統・風土の味）

 

等々、季節によって微妙に変わる蕎麦の味が楽しめるそうです。

 

蕎麦通のみなさま。

是非、足を運んでみて下さい。