田舎暮らしによく見られる光景 公民館編

2012.11.28 / 田舎暮らし・別荘ライフとは / 編集部さん

先日、いかにも「田舎暮らし」らしいイベントのお手伝いをしたので、

ちょっと感想を書きます。

 

茅野市には「小泉山」(こずみやまと読みます。)という里山があります。

この小泉山を取り巻く玉川の3つの集落が集まって、小泉山の整備をしたり、

様々なイベントが行われます。

 

そして、今回手伝ったイベントは

「田道地区が小泉山で作ったクリタケを

小堂見地区と南小泉地区のみなさんにごちそうしましょう会」でした。

 

まず、朝9時に公民館に集合。

男性陣は鎌や鉈を持って小泉山の下草刈りに登ります。

その間、女衆(地元では、女性の方々を「おんなしゅう」と呼ぶ男性が多いです。)

の皆さんは、田道地区が作ったクリタケでひたすら料理。

 

作り方、味つけは、大御所の指示に従います。

 

山から下りて来た男性の皆さんが公民館に戻ると、

女性・男性ときっちり分かれて座り、乾杯だけは一緒にするものの、

すぐに女性は席を立って、皆さんのお給仕に奮闘します。

 

おばあさん、いや、先輩の方々がいそいそと動いているのですから

私のような新参者が座ってビールを飲んでいる訳には参りません。

私も負けじと、気を使ってお酒をついだり、料理を運んだりしてきました。

 

こういう公民館で行われる宴会の風景は、私は子供の頃から見慣れているので、

違和感ありませんが、初めて田舎に来る方はびっくりするんでしょうか。

 

公民館は、地域の皆さんが常に集まり、講習会から会議・飲み会まで、

まさに田舎コミュニケーションの中心的場所です。

 

なので、引っ越した後は公民館の場所と地区の事情を

ご近所さんに少し聞いておくと良いでしょう。

 

地区の組織も地区によってまちまちで、

区長さんだけ挨拶すれば良いのかと思いきや、常会長や、公民館長など

様々な役職の人がいるので、要チェックです。

 

 

田舎暮らしの象徴の場所「公民館」にまつわる私の感想でした。

 

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