《子育て世代インタビュー vol.1》 移住後、賃貸から新築戸建てに住み替え

2018.06.22 / 人・団体・インタビュー / 編集部さん

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東日本大震災を機に地方移住を考え始め、2016年に東京から茅野市に移住した久村さんご一家。

移住3年目の2018年4月に、賃貸の一戸建てから新築戸建てにお引越しされました。

茅野市に移住した感想とともに、新築住宅の魅力、子育ての環境について伺いました。

 

DATA

久村周一さん・潤子さん

家族構成 夫婦と子ども2人

職業 設計事務所勤務(夫) ヨガインストラクター(妻)

2016年に東京から茅野市に移住。

2017年4月豊平地区に土地購入。

2018年3月末に新築を建て新居生活をスタート。

 

茅野市に移住したきっかけは?

東日本大震災が最初のきっかけです。東京での暮らしに疑問を持つようになり、自然に寄り添う暮らしがしたいと移住先を探して全国の地方に足を運びました。

母が長野市出身で、東京で生まれ育った私も子どもの頃から長野県には馴染みがありました。
中でも茅野市は自然環境が豊かなだけではなく、都心へのアクセスが良いところや、田舎すぎず、生活に便利な土地であるところが魅力です。

運よく賃貸の一戸建てが見つかり、最初は賃貸で暮らし始めました。
いきなり土地や家を購入するのはリスクがあるなと思っていたので、移住生活を賃貸からスタートできてよかったと思います。

 

新築一戸建ての魅力を教えてください。

もともといずれは新築を建てようと思っていました。
東京では土地を買うだけで大変ですが、地価が手ごろな茅野市は家を持ちやすいと思います。
賃貸の契約期間が2年間だったので、その期間に新築を建てるつもりで準備しました。
住宅関係の仕事をしているので、デザインは自分で、設計は一級建築士の父にお願いしました。

移住したときから購入を決めていた「薪ストーブ」。冬が楽しみだ。

移住したときから購入を決めていた「薪ストーブ」。冬が楽しみだ。

 

床は無垢材、壁は漆喰で、断熱材も新聞紙をリサイクルした「セルロースファイバー」という自然素材を使っています。
断熱も大事ですが、気密性も優れています。
春先は肌寒い日もありましたが、家の中はあたたかく、気持ちがいいですね。

また、広い土地を活かして平屋住宅にしました。
都市部ではなかなかできない贅沢だと思います。

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どうして豊平地区を選んだのですか?

実はここ、最初に住んでいた賃貸住宅の目と鼻の先にあるんです。
窓から見てて、「あの土地が売りに出たな」って(笑)。

職場やスーパーへのアクセスも良く、子どもたちの学区を変えたくなかったのでここに決めました。
バス停も近くにあるので、将来的には子どもの通学にも便利なのかなと思っています。
高校生になると、毎日駅までの送り迎えが大変、なんてこともよく聞くので…

 

静かな環境も魅力です。
先日子育て仲間とこの家でBBQをしたのですが、
幹線道路沿いに住んでいる友人から「ここは静かでいいなあ」と言われて。

八ヶ岳や霧ヶ峰を見渡せ、周りには田んぼが広がり、子育てには適した環境だと思いますね。
それでいて茅野駅までは車で15分足らずだし、近くに農協のスーパーもある。
それが豊平地区の魅力だと思います。

田んぼと山に囲まれた暮らし。

田んぼと山に囲まれた暮らし。

 

移住を検討している子育て世代にメッセージをお願いします。

周一さん:地域に貢献する気持ちを持つことが大切だと思っています。
「ふるさと回帰支援センター」の方が言っていたのですが、
地域との関わり方はお祭りを例にするとわかりやすいそうです。
お祭りを見物するだけなのか、当日参加して手伝うか、事前の下準備から手伝うか。

わたしは事前の下準備からお手伝いするつもりで、地域と関わっています。
移住してきて自分のやりたいことだけやるのではなく、地域から求められていることに応えることが、
地域の一員として暮らしていくために必要だと思っています。

 

潤子さん:移住して実家が遠くなると、両親に子育てを手伝ってもらいにくいというデメリットがありますが、
八ヶ岳山麓は移住者が多いので、お互いに助け合うことができます。

また、子どもがいることで、地域に入りやすいという面もあります。
うちの子どもたちも地区の子ども会やお祭りを楽しみにしています。
我が家はオープンハウスもしているので、新築を考えている方、茅野市での暮らしが知りたい方は
気軽に遊びに来てくださいね。

 

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