消防、水掛式の様子
以前の記事、消防事情と水掛式の記事の続きです。
この地域では
その年の新築した家や、新しく入区した家に、
地元消防団の方が無火災祈願として水をかけてくれる
「水掛式」という行事があります。
地域によって、お礼をしたりしなかったりで、
実は、このお礼が実際に気がかりだったんです。
前日、消防団の方から水掛け式について電話がありました。
「あの、ぶっちゃけ、お礼って皆さんいかほどでしょう。。」
とおそるおそる聞く私に、消防団の方は、
「とんでもありません、お気持ちでいいですよ。」
とご謙遜のご様子。
「いやいやいやいや、でもでも、こちらもお礼したいし、
だいたいどんなもんでしょうね。 」
と、くいつく私。
「そうですねー。お酒を1本包んでくださる方もいますし、
だいたい3000円ぐらいくださる方が多いかと、、
でも、でも、本当にお気持ちですから。」(ここ強調。)
家の地区の消防の人は腰の低い良い人でした。
明日はよろしくお願いしますと電話を切り、
いよいよ、水掛け式当日。
一家で遅い朝食を食べているところに予告時間通りのチャイム。
(早くたべとけって。)
「放水しますので、洗濯物をしまって、窓を閉めてください。」
と消防団の方のお声が。
パンを急いで口に放り込み、窓を閉めて外に出てみると、
既に10人ぐらいの消防団の方がスタンバってました。
お、ホースが道路を渡っている。
意外と消火栓の位置遠いのね。
我々夫婦の前に、消防団の人たちが、5、6人位。
びしっと挨拶と敬礼をした後、
水掛はじめー。の合図で一気に放水。
うへー。風に煽られ自分がぬれる~~~(´∀`)/結構大喜び
あっという間に放水は終わり、
次々にホースが外されていきます。
(どうせなら汚れた壁めがけて放水してきれいに掃除して欲しかった。)
なんか、お隣さんの方がだいぶ水がかかったように思いますが、
無事水掛式は終了しました。
お礼を渡すと、あっという間に消防団は次の目的地に
移動していきました。
ありがとう消防団!!!
これできっと我が家は無火災よ。
消防の経験がある旦那様は、
「消火栓に 設置してある予備のホースはだいたい2本だから
家が火事になったとき足りないなー。
ホースはこっちのお宅の敷地をお借りして、こう通せば、、」
などと既に消火シュミレーション。
じゃあ、消防用ホース買っとく?
消火栓の位置も確認できたし、
とても楽しい経験ができました。