田舎暮らしの隣人 動物編

2012.03.23 / 田舎暮らし・別荘ライフとは / 編集部さん

田舎道を車で走ると、たまに動物たちに出会います。
私が今まで出会った動物は、
サル、鹿、熊、タヌキ、キツネ、リス、ハクビシン、などなど、、

天然のサファリパークにいるようで、動物たちに出会うと
とても嬉しい気持ちになりますが
田舎とサファリパークでは全く話が違います。

それは、彼らが野生の生き物で、そこは彼らの住処だと言うこと。

当たり前といえば当たり前ですが、こんなことがあると
彼らは人間に飼われているのではなくて、
自分たちで生きているんだ。と実感します。

こんなこととは、農作物をたべられることです。

最近は特に鹿の被害が増えています。

地域によって被害の度合いはまちまちですが、
庭の花を食べられる、楽しみにしていた野菜を食べられることしょっちゅう。

私の実家の畑では、大根を掘り起こされたり、
白菜の真ん中の美味しいとこだけ食べられたりします。

でも、不思議なことに、キャベツとほうれん草には被害がありませんでした。
動物にも好き嫌いがあるようです。

結局、一年を通して、動物の被害が激しかった食物は
とうもろこし、大根、人参、白菜。

被害がなかったのは
さつまいも、キャベツ、ほうれん草でした。

また、交通事故という悲しい出会いもあります。

私の旦那は道路に突然飛び出した鹿と接触。
車のボンネットは大きく凹み、鹿は命を落としました。

鹿と車が接触した場合、動物は法律では「対物」とみなされるため、
車両保険でないと保険が適用されません。

車両保険に入っていない旦那は、30万の修理費を払いました。

元々彼らの住処を我々人間が入ってきたといえばそうだし、
過剰な森林開発によって食べ物を奪ってきたのも人間ですし、
申し訳ないな。と思いますが、人間にも人間の生活もあるし、、、

と、難しい気持ちになります。

田舎に住んでいると、地球では人間だけが生活しているのではない。
と実感させられます。

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