水をめぐる旅 ~横川ダム~

2024.05.10 / 地域を知る / 編集部さん

皆さんは毎日飲んでいる水がどこから来ているか意識したことがありますか?

目の前の田畑を潤す水はどこから来ているでしょう。

今使っているパソコンの電気はどこから来たのでしょう。



今回は、私たちの生活を水害から守り、安定的に恵みの水を届け、

さらに電気まで作ってしまう頼りになるものをご紹介します。



それは ダム です。

日本は比較的多く雨が降る地域ですが、傾斜がきついため、すぐに海に流れてしまいます。

また、豪雨による災害や、安定的な水や電力の供給も課題となっていました。



その課題を克服すべく、日本には各地にダムが造られています。

全国には2750基ほどあると言われ、長野県内には75基以上のダムがあります。



今回はその1つ横川ダムをご紹介します。



場所は長野県上伊那郡辰野町、天竜川水系にある横川に造られたダムです。

重力式コンクリートダムと言って自身の重量で水を支えています。
その湛えた水の量は約1,860,000㎥

数字が大きすぎてよく分かりませんよね。




まずはダムの上に立ってみました。

車は通れませんが、歩くことはできます。

芽吹いたばかりの新緑が、エメラルドグリーンの湖に映ります。

水がとてもきれいです。
ダムの面白い所は、その2面性。 


湖側はとても穏やかな景色ですが、その裏側は高い壁と豪快に落ちる水しぶきが見られます。

基礎からの高さは41m。結構高いですね。


ダムの下側はちょっとした公園になっていました。

広場があって、バーベキューもできるらしい。


横川ダムは発電所もあり、現在の発電の様子がわかります。

また、建物の中を窓からのぞくことができます。


まどからのぞくと、実際にタービンが回っている機械が見えました。

お~水が通っている音がする。



電気や水の事も学べるし、、

これだけの大きな工作物を作る職人さん方の努力に感動を覚えたり


ダムの魅力、皆さんも堪能してみてはいかがでしょうか。

この記事につけられたタグ

|