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保険補導員になってみました。

保険補導員とは、地域の皆さんの健康を推進するために活動している団体です。
その始まりは昭和20年の長野県、
戦後の劣悪な環境の中、保健師さんが地域の人々のために奮闘する姿を見ていた主婦たちが
なにか自分たちにできることはないか。と思ったのがきっかけです。
自分たちの健康を守るには、まずは自分たちが健康について学ぶことが必要。
まずは自主学習の場として活動が始まりました。
地域のボランティア活動として似たような組織として
社会福祉協議会という団体もよく耳にします。
こちらは全国的な組織で、明治41年に前身の団体、中央慈善協会が発足されました。
初代会長は、あの、渋沢栄一氏。
現在も社会福祉協議会として、様々な福祉活動を行っています。
さて、なぜこのような保険補導員の記事を書いているかというと、
答えは簡単。私が今年保険補導員になったからです。
私の住む地区の中には、8個の常会と呼ばれる単位で分かれているのですが
毎年各常会から1人ずつ保険補導員が選出されます。
常会にはさらに区切って班と呼ばれる3軒から10軒程度のグループがあり、
各班から当番で順に代表を出してきます。
私の常会は6班あるので、6年に1度わたしの班に当番が回り、
私の班は3軒なので、×3で18年に1度、保険補導員の当番が回ってくる計算になります。
(計算あっているか?)
最初はあまり気乗りしませんでしたが、やってみると意外に楽しい。
普段なかなか知り合いになれない違う常会のご近所さんと友達になれるし、
健康にかかわる講習を無料で受けられるので、とても有意義。
先日は、茅野市内にあるマッサージ、ヨガ、ピラティスなど体に良いクラブを
運営しているインストラクターの方から、
テニスボールなどの小さなボールを使ってツボを刺激する
マッサージを教わりました。
これまた凝りに効いて気持ちが良い!!
毎晩家で再現してやっています!!
今年はコロナ禍の落ち着きも期待できそうなので、
地区独自の健康イベントも企画中です。
はじめは保険補導員と聞いてどんな仕事やらされるのだろう、と心配しましたが
無料で健康について学べる素晴らしい機会をいただきました。
楽しい1年になりそうです。