湿原のヒュッテでランチを。(下諏訪町八島湿原)

2020.08.28 / 食・遊・観・店 / 編集部さん

お盆も過ぎれば、霧ヶ峰高原には秋の気配が濃くなってきます。
訪れる人もすこし減って、ゆったりと散策を楽しみながら広い景色、花や虫の姿を観察することができます。
湿原の北側にある鷲ヶ峰にちょっと登れば、まるで北アルプスの山々にのぼったかのようなキブンにもなれます。
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※雲海の下が、岡谷下諏訪あたりと諏訪湖です。

目線を南へずらすと八島ヶ原湿原が一望。
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正面奥は車山です。
気象観測用のレーダーがちょこんと山頂にあるのが見えます。

湿原に下りればこんな姿も。
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こちらは八島ヶ原湿原内の池「鎌ヶ池」のほとり。
モネの作品にも出てきそうな景色です。

この季節、湿原沿いには夏と秋の花が同時に咲きそろいます。
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ヤナギラン。

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アサマフウロは霧ヶ峰高原の中でも、観察できる場所が限られている植物です。
八島ヶ原湿原沿いに主に群落をつくっています。
鮮やかな赤紫の花が目を惹きます。
短い夏の終わりを告げる花です。

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言わずと知れたマツムシソウ。
高原の初秋を彩る花です。
草地がススキなどの背の高い草に覆われ始めると姿を消します。
徐々に数を減らしている植物のひとつです。

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春、台湾や沖縄から渡ってくるアサギマダラ。
ふわりふわりと優雅に飛ぶ大型のチョウです。
霧ヶ峰では、画像のようにヨツバヒヨドリで吸蜜している姿をよく見ることができます。
霧ヶ峰で繁殖し、秋にはまた南の国へ渡っていきます。
この体のどこにそんな力が秘められているのか、とても不思議なチョウです。

湿原のほとりにある「ヒュッテみさやま」
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過去には多くの植物学者や考古学者の調査の拠点になりました。
今は若い小屋番夫妻が切り盛りします。
ランチは、カレーとピラフの2種。

たくさん歩いてお腹も減ったので、カレーをチョイス。
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牛肉と野菜のトマトカレー。
小さなサラダもついてきます。
(現在はコロナウイルス感染症対策のため、使い捨て食器をやむなく使っています。)
ヒュッテの前庭でいただくことができます。
もちろん、テラス席でもOKです。
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ヒュッテの売店では、オリジナルグッズや図鑑などの販売もあります。
私が手に取ったのは、陶製の小鹿ちゃんブローチ。
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小屋番さんの妹さんがひとつひとつ制作なさっているんですって。

湿原はのんびり歩いて1周約1時間半。
広くて高い空と澄んだ空気、そして数えきれないほどの生き物たちに出会いにいくのはいかがですか?
(ふり)

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