どんど焼き、やぐらの作り方

2013.01.15 / 地域を知る / 編集部さん

先日、私朝比奈は、とある地区のどんど焼きのやぐら作りに

一緒に制作&密着取材をして参りました。

 

今日はその様子をお伝えします。

 

場所は茅野市小堂見地区の公民館。

 

小堂見地区は、近くの小泉山からどんど焼き用の木を切り出して、

御柱祭りさながらの盛り上がり(?)で丸太を子供達と引っ張って

約1キロの道のりを公民館まで運びます。

 

 

男の子達が丸太を運んでいる間、女の子達は地区のだるまやしめ飾りを集めます。

 

ここで、だるまの大きさや質、しめ飾りの量によって毎年のやぐらの出来映えがきまります。

 

主役となり得る大きなだるまさんは、

別にとっておいて特等席に鎮座いただきます。

 

若者衆と呼ばれる、男気あふれる皆さんと、消防の皆さんが、

相談役と呼ばれる地区の頭の指示により、着々とやぐらが組み上がっていきます。

 

まず、骨組みをくみ、、

 

周りに板を支えていきます。

 

小堂見地区は、2つのやぐらを作ります。

私が察するに、繭玉を焼く人口が多いのでそれに対応したからでは?と思います。

 

 

板の周りを縄でぐるりと何周か巻き付け、

その間に杉の枝をはさみ、板が見えないようにします。

 

だるまは、底に穴をあけて棒をさし、

まるで花を生けるかのように、ぷすぷすとやぐらにさしていきます。

 

最後にしめ縄飾りをつけて、出来上がり。

 

 

こっちが大きい方のやぐら。

 

 

 

 

 

こっちが小さい方のやぐらです。

 

やぐらの中には竹が仕込んであります。

これは、焼いているとき「ぱちん!!」と音が鳴るように演出なのだそう。。

 

書き初め等の紙類は燃えて舞うと危険なので、

どんど焼きの奥の方に突っ込んであります。

 

 

今年初めて点火の瞬間を見ましたが、

シュワシュワと音を立てて、勢い良く燃えるやぐらは圧巻でした。

 

厄投げが終わり、みんなで打ち上げをした時は、

みんなが今日一日、1つの仕事をやり遂げた一体感が生まれ、

お酒をかわしながら、仲良くお互いに労をねぎらいました。

 

私も美味しい日本酒でかなりご機嫌。

どんど焼き、、、楽しい!!

 

 

皆様の地域のどんど焼きはいかがでしたか?

 

次回の記事では色んな地区のやぐらをご紹介いたします。

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