「いちにち絵本喫茶」主催者で移住者の富岡さん。絵本を通して地域の人とつながる場所

2012.06.27 / 人・団体・インタビュー / 編集部さん

先日私は、「いちにち絵本喫茶」なるものに、
子供と一緒に参加してきました。

 

この「いちにち絵本喫茶」とは、解放された自宅で、
自由に絵本を楽しみ、お茶をいただける1日限りの喫茶店です。

今回は、この絵本喫茶の主催者である富岡さんご夫婦にお話を伺ってきました。

東京でお仕事をバリバリ活躍していたお二人でしたが、
子供ができた事をきっかけに、どこかのびのびした田舎に住みたいね。
と以前から考えていました。

 

そんな折にふとした偶然で見つけた現在のお住まいに、
ご主人が一目惚れ。

仕事の拠点を東京に残し、奥様とお子様だけ先に引っ越してきました。

 

 

引っ越してきた最初の冬。

誰も知り合いのいない土地での寒い冬は、
とても寂しく不安だったと奥様は振り返ります。

「いつまでもずっと家の中にいるのも嫌だし、何か挑戦したい。」
って思ったんです。

そして、始まったのが、奥様の趣味の一つであった絵本。
もともと絵本が大好きで、子供達にも沢山の絵本を読聞かせていました。

また、拠点を東京に置いていた旦那様も、
震災の影響で、東京と茅野と家族が離れて暮らす事に不安を感じ
生活の基盤を茅野に移しました。

 

絵本喫茶のポスターも本棚も全てお二人の手作り。
もともとデザイナーですから、
自宅の和室とアトリエを開放した空間は、
とてもセンスの良く、居心地の良い空間となりました。

 

本日の「いちにち絵本喫茶」も大盛況。

 

 

私の娘も絵本に夢中。

 

この家の特徴の一つであるアトリエでは、
子供達が各々好きな物を作って遊んでいます。

 

体に良さそうなハーブティーと手作りお菓子も沢山あります。

 

 

夫婦お二人の写真を。。とお願いしたら、
ツーショットは恥ずかしいので、、、、、

と、絵本の読み聞かせをしているご主人の写真だけ撮らせていただきました。

 

こちらに来ていかがですか?と質問すると、

「とにかく、山がきれい。毎日同じ道を歩いても、
色々な表情を見せてくれる八ヶ岳は見飽きませんね。
あまりにも景色がきれい、きれい。と大騒ぎするので、
地元出身の友達に笑われました。」

と奥様の純粋さを垣間みる一言でした。

 

絵本喫茶を通して沢山の人たちと知り合いになり、
無理なく続けられる範囲で楽しみたいとおっしゃっていました。

 

「いちにち絵本喫茶」は不定期で開催しています。
詳しくはこちらのホームページをご覧ください。

いちにち絵本喫茶

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